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  横断山脈:2  山脈に暮らす・ガンゼ・チベット族:2

ガンゼ・チベット族自治州の歴史

  ① 1725年 - 雍正のチベット分割の際、この地のチベット人諸侯たちの所領は四川省に配分され、四川総督を介して清朝皇帝より所領の安堵を受ける(「カンゼ地方」という地域的枠組みの起源)。

 
  ② 1905年 - 1910年 - 四川総督趙爾豊は四川兵を率い、この地よりラサに至るまでの領域を占領、この地の諸侯や「西蔵」のガンデンポタンを取り潰し、「西蔵」「西康」の二つの省を設置しようと構想。


  ③ 1912年 - 1933年 - 辛亥革命により、建設途上にあった趙の事業は瓦解、ガンデンポタンはチベット国の独立と国土回復を目指して東進、この地は中国とチベットの争奪の舞台となる。


  ④ 1936年 - 長征途上の中国共産党、西康各地のチベット人たちに「チベット人政府(波巴政府)」を樹立させ、5月1日、これらの代表をカンゼにあつめて「チベット人政権全国大会」を開催、「チベット人人民共和国中央政府」を組織させる。


  ⑤ 1939年 - 中華民国国民政府、名目上はカム全域を領域として西康省を発足させる。


  ⑥ 1950年12月15日 - 中華人民共和国人民政府、西康省の名目上の領域のうち、西康省が実効支配を確立していたディチュ河以東の地に西康省蔵族自治区を設置。


  ⑦ 1955年 - 西康省およびチベット族自治区を廃止し、「自治州」に格下げして四川省に併合、カンゼ・チベット族自治州となる。

                    出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/

 


 

 

工業製品に埋もれた消費社会とは距離を置いた、内陸アジアの自然と人間を紹介いたします。此処には、私たちの美意識の源泉・文化の源泉が数多く現存し、自分が知らない事に驚きます。此処には有史以前から今も変わらない人跡未踏の雪山や氷河、0m地帯の広大な砂漠や標高5000mの草原、アジアの大河の源、幾百千年来の隠れ里等など、枚挙に暇の無い非日常が今も生きています。大地と太陽・水と植物・自然の恵みを友に、人口エネルギー消費ゼロで暮らす人々も沢山います。この地域の総面積は日本の国土の20数倍・北米の面積にも相当し、此の地の地下資源を世界は注視してます。近い将来の「地下資源&エネルギー」枯渇時に、工業生産國は衰退・崩壊する「現代文明の病理」を背負ってますが、内陸アジアは背負ってません。この問題は最終章「黙示録」で考察してます。内陸アジアには持続可能な社会の雛型が有史前から連綿と続いています。
 

 
 
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