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チベットのヒマラヤ:13

 上図はロンブク寺とエヴェレスト北壁。下図はパンラ峠から望むエヴェレスト北壁。3番目はエヴェレストBCよりの北壁。

 

 

 上図はパンラ峠の様子。下図はパンラ峠を超え、エヴェレストBCへ向かう道すがらの光景。荒涼とした乾燥台地に小集落が点在する。集落には棚田と干上がった川筋が見えるが、人影は無い。

 

 上図はパンラ峠下の扎西宗(ZHAXIZOM)=タシンゾムの町の一角。下図はこの地の衛星画像。

 下図12点はエヴェレストBC手前の、上記タシンゾムの町の様子と、この町の先のロンブク寺の画像だ。

 

 

 下図3点はテンリ―周辺に広がる平原部の湿原帯風景。エヴェレストやチョーユーからの覆水流が此の地で顔を見せたのだろう。一見不毛の台地に見えるが実は植生豊かだ。

 

工業製品に埋もれた消費社会とは距離を置いた、内陸アジアの自然と人間を紹介いたします。此処には、私たちの美意識の源泉・文化の源泉が数多く現存し、自分が知らない事に驚きます。此処には有史以前から今も変わらない人跡未踏の雪山や氷河、0m地帯の広大な砂漠や標高5000mの草原、アジアの大河の源、幾百千年来の隠れ里等など、枚挙に暇の無い非日常が今も生きています。大地と太陽・水と植物・自然の恵みを友に、人口エネルギー消費ゼロで暮らす人々も沢山います。この地域の総面積は日本の国土の20数倍・北米の面積にも相当し、此の地の地下資源を世界は注視してます。近い将来の「地下資源&エネルギー」枯渇時に、工業生産國は衰退・崩壊する「現代文明の病理」を背負ってますが、内陸アジアは背負ってません。この問題は最終章「黙示録」で考察してます。内陸アジアには持続可能な社会の雛型が有史前から連綿と続いています。
 

 
 
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