白岩吉明オフィシャルサイト、山岳写真ネットギャラリー、「内陸アジアの貌・フンザ物語・横断山脈・ウイグルの瞳」「エヴェレスト街道」「チベットのヒマラヤ」「ランタン谷」「黙示録」「

 

 
 
 
 
 

白岩吉明オフィシャルサイト

2025賀状

あけましておめでとうございます、ご無沙汰しておりますがお元気でご活躍のことと存じます。お正月は集い賑わったものですが昨今は様変わりで画面が相手です。新年早々の気懸りは昨年末のノーベル物理学・化学賞2賞共にAI(人工知能)分野の授与です。之の開発と運用には膨大な電力を要し消費量は現行の10~100倍との予測です。早速グーグル/マイクロソフト/アマゾンは原子力発電の再稼働と拡大を宣言し我国も追随です.この分野は「富」の草刈り場で、これで儲けるのは情報屋/株屋/戦争屋で被害者は自然界と99,9%の世界の人す。之を熟知のノーベル委員会は日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞と言う茶番を演じました、ノーベル委員会の正体見たりです。この一連がアメリカ新政権+イーロン・マスクのベクトルと同一も不気味で、此の3ッの作動時は「宇宙船地球号」の温暖化+核汚染は必定です。老人の白日夢である事を願うばかりです。人類史上文明は人々に幸せを齎すキューピットでしたが、今は雲行きが怪しいです。取分けAIは倫理性皆無で人間性はヤクザ以下で、AIの深化は化石燃料+原子力発電に依る環境汚染増大を招きます。話は飛びます。環境破壊と現代科学の関連を知りたく本編を編みました。量子物理学自体は宇宙の原理であり無罪です、罪深きは之の乱用をゆるす「法」なのか,はたまた「体制」なのかは私には不明ですが、ご先祖様から継いだこの地球を汚さずに 次の世代に引き継ぎたいものです。

 

新版「内陸アジアの貌」ご紹介
URL:http//sangaku.racms.jp/
此処に紹介の画像は2002~2013年に撮影されたもので、今はその姿を変えてます。幾千年の歴史を持つ内陸アジアでは、タクラマカン砂漠の文化中心地のロプノールが核実験場にされ、歴史ある古都カシュガル旧市街は解体され文化も消滅させられた様に、取り返しのつかない事態が進行しています横断山脈も標高5000mの峠道は廃れトンネルと高速道路に変わり 旧来の山岳路や集落は消滅の方向です。 温暖化に依る植生/地形/気象変化/市場経済&軍事強化がこの地の風景を一変しています。画像は言わば過去へのレクイエムです。
今回は趣向を変え冒頭に「量子物理学ノート」と「黙示録」を置きました。その意味は人類史上類を見ない近年の文化の急変のネタ元の解明を,冒頭に置いて見たかった為です。「量子物理学ノート」は物理学の言語「微分方程式」は棚上げにしてビジュアル表現としました。ここの画像は私たちの日常生活のバックヤードです。
生命の生存を左右する「地球温暖化」の元凶は過剰な「エネルギー消費」に有ります。今回のノーベル物理学賞・学賞は遂に「AI」ネタに至りました。早速マイクロソフト社はAI開発に現在の10倍~100倍の電力消費を予測し,確保を宣言し,米グーグル社、米アマゾン社初め他社も此れに続き宣言しています。米国新政府も推進派に総入れ替えです。地球温暖化を加速させます。彼らは化石燃料だけでは足りず原発復活も宣言してます。然し原発のウランは地下資源であり化石燃料と同根有限です。そこで「核融合発電」に着目。核融合の燃料の重水素は水が原料でほぼ無限です。これは太陽表面で起きている現象を地球で再現する壮大なものです。核融合発電は、超高真空・極低温の元、超伝導により大電流・強磁場でプラズマを収束させ成すものです、この分野は私も物性研(東大)時代実験に携わり論文(1960年)も出し些か体験してます、65年の歳月を経た今日もレベルは当時と大差なく、AIが半導体と云う物性上のイノベーションで誕生した様な幸運は核融合には有りません。結果核融合発電はしばし棚上げで、化石燃料/原発汚染とは暫し付き合い汚染は指数関数的に増大するでしょう。

 

余談ながら下図は「直径1mで25年間燃料交換なし三菱重工の超小型原子炉」世界的解禁の予定です。戦争もAIの時代、前線基地の電力確保に格好です。今は量子物理学と言う人類の英知が「自然破壊」の具とされてます。

 

下図は「自然の美術」ミニアコンカ西側の氷河痕の原生林。あと何年生きることでしょう


 

工業製品に埋もれた消費社会とは距離を置いた、内陸アジアの自然と人間を紹介いたします。此処には、私たちの美意識の源泉・文化の源泉が数多く現存し、自分が知らない事に驚きます。此処には有史以前から今も変わらない人跡未踏の雪山や氷河、0m地帯の広大な砂漠や標高5000mの草原、アジアの大河の源、幾百千年来の隠れ里等など、枚挙に暇の無い非日常が今も生きています。大地と太陽・水と植物・自然の恵みを友に、人口エネルギー消費ゼロで暮らす人々も沢山います。この地域の総面積は日本の国土の20数倍・北米の面積にも相当し、此の地の地下資源を世界は注視してます。近い将来の「地下資源&エネルギー」枯渇時に、工業生産國は衰退・崩壊する「現代文明の病理」を背負ってますが、内陸アジアは背負っていません。でした。今は状況が変化してます。この問題を4章「黙示録」で考察してます。21世紀以降の急速なグローバル化(市場経済化&軍事化)は環境破壊と共に、この地にも押し寄せてます。