白岩吉明オフィシャルサイト、山岳写真ネットギャラリー、「内陸アジアの貌・フンザ物語・横断山脈・ウイグルの瞳」「エヴェレスト街道」「チベットのヒマラヤ」「ランタン谷」「黙示録」「

 

 
 
 
 
 

 

白岩吉明オフィシャルサイト

内陸アジアの貌

桃源曼荼羅 

 

プロローグ

 

1話:ニンチェンタングラ山脈

ナムツォ湖

上図:ナムツォ湖・南岸に聳えるニンチェン タングラ シャンの主峰:Nyainqentanglha:7162m

下図:同上の湖岸とは反対側の画像

ナムツォ(納木錯)(チベット語: gNam-mTsho;中国語簡体字:纳木措)はナム湖とも呼ばれ、中華人民共和国チベット自治区内にある湖の一つ、中国第三の面積にして、標高が世界一の塩水湖である。北緯30度30分~30度35分、東経90度16分~91度03分の間に位置する。海抜4718m。東西70km強、南北30km強。面積1,920km2強。最大深度33m。ナムツォの周りは雪で覆われた山脉と数千エーカーの広がる草原に囲まれ、聖者の天国との別名でも知られる。
チベット自治区のダムシュン県とパングン県にまたがっており、ラサの北100kmにある。
ナムツォはヤムドク湖とマーナサローヴァル湖と共にチベットの三つの聖なる湖と呼ばれ、チベット語で天の湖という意味である。モンゴル語名テングリノールも同義。未年のサカ・ダワの祭りの期間になると多くの人が巡礼に訪れる。湖の南西にはタシドル寺がある。
ニェンチェンタンラ山脈で最も美しい場所として知られている。そこの岩窟の庵は何世紀もの間、巡礼者が集まった。2005年には道の舗装が完成し、ラサからのアクセス・観光インフラ開発が容易となった。2009年に中華人民共和国国家級風景名勝区に認定された。
湖水はニェンチェンタンラ山脈からの雪解け水からなる。気候は突然変わることが多く、ニェンチェンタンラ山脈の反対側では吹雪がよく起こる。
 
此の第1話の撮影地は下図の撮影地:1

 


 2話:木里(Muli)と言う世界

上図撮影地地図の出典:中村 保 「最後の辺境」チベットのアルプス(東京新聞 発行)

 

 

3話:ニンチェンタングラ山脈

パソンツォ

  上図:パソンツォ湖とジェシナラガブ(6316m)右 未踏のルンボガンゼガボ(6542m)左
 下図:上図の広角画像

此の第3話の撮影地は下図の撮影地:2

上下図3点はニンチェンタングラ山脈空撮図

 

4話:カンリガルポ:ミドイ

撮影地は下図:4

下図はこの地の主峰:ゲムソン(6450m)

上図はゲムソン氷河  下図はゲムソン氷河下部の氷河湖

 

5話:ナムチャバルワ&波蜜

上図:この地の主峰:ナムチャバルワ:7782m
下図:ギャラペリ:7294m

撮影地は下図の撮影地:3

上図2点・下図2点は波蜜周辺の無名峰

下図はこの地の主峰:ナムチャバルワ:7782m

 

6話:秘境クビガングリ

 
 

7話:難路の列挙

上下画像7点はいずれも当時の国道の様子(国道317線、G317線)別名川蔵公路北線は中華人民共和国の四川省成都市からチベットナクチュ市セニ区を結ぶ全長2043kmの中国の国道。)上図は8月初旬/真夏の標高5000mの朝は雪の峠道、ガードレールは勿論無い。下図も同じく山肌を削り峠をる登る山岳道路、ガードレールなぞ無い、山崩れによる崩壊箇所が見える,撮影は此の峠(標高:5000m)の上からのもの。峠の東側・西側にはメコン川(怒河)がはしる。現在はいずれも「隧道(トンネル)」化し「高速道路」化し「一帯一路」の戦略道路として活躍。

 

8話:真夏の雪

 

9話:羊と暮らす1軒家

 

10話:ヒマラヤの鶴

 

11話:幻想のザ・ラ峠

 

12話:朱色の墨竹工峠

 

13話:分水嶺(其の1)

 

14話:分水嶺(其の2)

 

15話:分水嶺(其の3)

 

16話:残照の峰

 

17話:カンリガルポ東部

撮影地は下図の:撮影地:4

 

 

18話:ジュガールランタ

上図:ガンチェンポ(6387m)   下図:カンペンチン(7293m)

上図:ランタン・リルン(7245m)   下図:シシャパンマ(8027m)

上図:ポーロン・リ(7292m)

 

19話:メコン川の隠里


 

工業製品に埋もれた消費社会とは距離を置いた、内陸アジアの自然と人間を紹介いたします。此処には、私たちの美意識の源泉・文化の源泉が数多く現存し、自分が知らない事に驚きます。此処には有史以前から今も変わらない人跡未踏の雪山や氷河、0m地帯の広大な砂漠や標高5000mの草原、アジアの大河の源、幾百千年来の隠れ里等など、枚挙に暇の無い非日常が今も生きています。大地と太陽・水と植物・自然の恵みを友に、人口エネルギー消費ゼロで暮らす人々も沢山います。この地域の総面積は日本の国土の20数倍・北米の面積にも相当し、此の地の地下資源を世界は注視してます。近い将来の「地下資源&エネルギー」枯渇時に、工業生産國は衰退・崩壊する「現代文明の病理」を背負ってますが、内陸アジアは背負っていません。でした。今は状況が変化してます。この問題を4章「黙示録」で考察してます。21世紀以降の急速なグローバル化(市場経済化&軍事化)は環境破壊と共に、この地にも押し寄せてます。