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白岩吉明オフィシャルサイト

黙示録

現代文明の決算書

42,100種以上の生物が絶滅危機にある。 全評価種の27%以上に相当する。 国際自然保護連合の『IUCN絶滅危惧種レッドリスト™』は1964年に創設され、動物、植物、菌類の地球規模での保全状況についてまとめた世界で最も包括的な情報源である。

 

地球の気温上昇、2027年までに1.5度超える見込み世界気象機関
 

山火事{やまかじ、英語:wildfjre}とは、自然界における火災の日本語での総称。山でなく、平坦な土地の森林や草原で発生・延焼する場合も含み、その対象に応じて森林火災(しんりんかさい)山林火災(さんりんかさい)、林野火災{りんやかさい}、原野火災(げんやかさい)などともいう。乾燥や強風といった条件が重なると,火災旋風に発展することもある。地球温暖化により頻度および規模が増大しており各地で大きな被害を出しているほか、山火事の多発が地球の大気中で温暖化カスである二酸化炭素(CO,)を増やしたり、北極と南極の氷や永久凍土の融解を促したりして温暖化を加速させる一因になっている。山火事で気候変動が悪化する、さらなる悪循環大規模な山火事によりたくさんの木が燃えると、木が蓄えていた二酸化炭素が大気中に放出されてしまいます。それによって気候変動が進行し、さらなる山火事が起きるという悪循環が起きているのです。だからこそ、なるべく早く温室効果ガスの排出を抑え、同時に森林の生物多様性を回復させていくことが重要です。

「山火事は気候変動が悪化する前から存在し、森林管理の一環として野焼きがされることもあったが、近年はとにかく規模が拡大している」と、英ガーディアン紙の環境編集者は語ります。深刻化する山火事の背景には、気候変動による気温の上昇と森林開発などによる生態系の乱れが挙げられます。米国の独立調査機関は、気候変動は、山火事のリスクや規模が拡大している主な要因であり、山火事がどれほど燃え広がるかは、気温、土に含まれる水分、木の種類などに左右されるとしています。米国で行われた分析[L£・によると、温暖化による気温上昇が土壌の水分を蒸発させ、地表の乾燥や干ばつを引き起こすことが分かっています。こうした大地が乾燥している状態が山火事を発生しやすく、また被害を深刻化させているのです。

北極圏の氷の融解スピードが1990年代の10倍近くに。北極圏に位置する世界最大の島、グリーンランドの表面の約80%を占める氷の塊が「グリーンランド氷床」だ。1990年代に科学者らがこの氷の塊を観察した結果、年間250億トンの氷が融解していることを突き止めた。そして今、世界50カ国の89人の科学者らが参加した共同リサーチの結果、氷の融解スピードが前回の調査をはるかに上回る規模に達していることが明らかになった。調査チームは、26の衛星画像のデータベースを用い1992年から2018年までのグリーンランドの氷の状況の変遷を追った。先日、科学誌「ネイチャー」で発表された論文で、この期間に失われたグリーンランドの氷の重量は3.8兆トンに及ぶとされた。これは年間に溶け出す氷の量が、以前の250億トンから2340億トンに増加したことを示している。氷が溶けるスピードはかつての9倍以上にも高まっているのだ。背景には、グリーンランド氷床の表面を覆う大気の気温が上昇したことがあげられる。グリーンランドの周囲の海水温も以前より上昇し氷山は速い速度で海に溶け出している。1992年から2018年に溶け出した3.8兆トンという氷のボリュームは、26年の間、毎年、1億2000万個分のスイミングプールの水が海に追加された規模に匹敵する。この規模の水の増加は、グリーンランドの周囲で少なくとも約1センチの海面上昇を引き起こした。わずかな海面の上昇であっても、嵐の時期やハリケーンの際には高波を引き起こし、世界中の人々の暮らしを危険にさらすことになる。グリーンランドの氷の溶解が現在のペースで進んだ場合、2100年までに世界の海面は3〜5インチ(約7.6センチ〜約13センチ)上昇すると科学者らは予測している。今回の調査レポートは、気候変動に関する政府間パネルで示された最悪のシナリオとも合致する内容となっている。
 

 

 

上図:下図:シベリア・ツンドラ地帯 地球温暖化では地球上のすべての地域で気温が一律に上昇するわけではなく、大気や陸、海に存在する熱や水分などの循環パターンがいわゆる「温室効果」によって複雑に変化し、結果として世界各地の気候を大きく変動させることになる。特に北極域はこうした気候変動の影響を強く受けることから、各国研究者の研究対象になっている。共同研究グループでは、ドイツとアメリカが共同で打ち上げた重力観測衛星「GRACE」のデータなどを用いて、2002年からの13年間における北極海沿岸・シベリア永久凍土地帯の土壌、湿地や湖沼などに含まれる水の量(陸水貯留量)を分析した。その結果、2002年以降この地域の陸水貯留量が1年当たり6mm程度減少していることが判明した。またこの地域の6月~8月の夏季気温が年平均で0.36℃上昇していることも分かった。同グループはこの急激な気温上昇が陸の水分を蒸発させ乾燥化を促進させているとしている。またこの陸水は冬期には土中に凍結保存され、春に融解することで翌年の河川流量に影響することも併せて指摘した。

永久凍土の融解、石油流出……地球の炭素貯蔵庫・北極圏に“もたらされた”悲惨な夏ほかの地域の2倍の速度で温暖化が進み、北極圏で過去最高となる気温が2020年夏にマークされたシベリア、さらに永久凍土の融解に伴う地盤沈下が地域で史上最大規模の石油流出事故を引き起こすなど、環境被害に追い打ちをかけられている。大量の炭素をため込むこの世界最簪の地で人類がもたらした環境破壊のフィードバックループが加速すれば、22世紀を迎えるころには自然はますます制御不能な存在になる恐れがある

             貧困・特に子供の貧困

貧困の原因は多岐にわたりますが、主なものをいくつか挙げてみます ①政治的政治的要因: 汚職や不正が蔓延している政治体制では、一部の人々だけが利益を享受し、多くの人々が不利益を被ることがあります。②紛争や内戦: 紛争や内戦が続く地域では、住民が難民となり、安定した生活を送ることが難しくなります。③自然災害: 災害によって家や仕事を失うことで、貧困状態に陥ることがあります。特に途上国では、災害対策が不十分なことが多いです。④教育の欠如: 教育を受けられないことで、技術や知識を身につける機会が失われ、低賃金の仕事にしか就けないことがあります。⑤健康問題: 病気や怪我で働けなくなると、収入が途絶え、貧困に陥ることがあります。これらの要因が複雑に絡み合い、貧困の連鎖を生み出すことが多いです。貧困問題を解決するためには、これらの要因に対する包括的な対策が必要です。

 

エネルギー資源枯渇問題/エネルギー消費の現状 ①現在の社会はエネルギーの大量消費によって支えられている。その出発点は、18世紀末に始まる産業革命であり、これによって強力な蒸気機関をはじめ多くの動力機械の発明・開発・普及がなされ、生活様式・産業構造・社会構造に大きな変革がもたらされた。エネルギー源からすれば、「再生可能な薪炭から再生不能な化石燃料への転換」であり、今日にいたる大問題の一つの起点である。当時の主たるエネルギー源は石炭であったが、1860年代に新興国米国で石油が発見され、その利便性から1960年代には石炭をしのぐ消費量となり、工業化社会発展の原動力となった。 ②エネルギー消費量はここ100年の間、急速に増大を続け今日にいたっているが、現在世界での消費量は石油換算で年間約100億トンであり、これは地表に達する太陽エネルギーの約1万分の1である。石油換算とは燃料の発熱量を基準にして石油に換算した量で、例えば石炭100トンは石油換算では約60トンとなる。一次エネルギーには化石燃料の他に、原子力・核エネルギーと、太陽、風力、地熱、水力などの太陽起源の自然エネルギーがあるが、そのうち化石燃料が全体の90%を占めている(非商用の薪などを含めると80%)。また化石燃料の大半は三大化石燃料と呼ばれる石油、石炭、天然ガスである。 ③石油は世界の一次エネルギー供給量の40%と大きな比率を占める。これは石油が液体で可搬性に優れることから自動車や航空機など運輸部門では替わるものがないためである。石油の成因には諸説あるが,遥か古代のプランクトンや動物などの生物の死骸が、微生物によって分解され、それが地中の熱により熱分解を受けたとする説が有力である。この原油を蒸留操作によって、ガソリン、灯油、軽油、重油、アスファルト、潤滑油などにわけて精製し、多様な製品とする。 ④石油についで使用量が多いのが石炭で、全体の25%を占める。石炭は数億年から数千万年前の植物が微生物と地中での圧力と温度の働きにより、その成分であるセルロース、リグニンなどが分解、重合、炭化したもので、今後の発展途上国の経済発展には不可欠の燃料である。しかし、固体で取り扱いに難があるほか、燃焼によって酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、また地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)が他の燃料に比べて多く発生するので、利用に当たっては工夫が必要である。⑤一方、天然ガスは現在は全体の20%程度であるが、硫黄分を含まず燃焼によって生じるCO2、NOxの生成量も少ないため、使用量は増大している。天然ガスの主成分はメタンであり、油田から産出する石油と同様の生物由来のものと、炭田地帯の地中から採取される石炭系ガス、地下水に溶解した水溶性ガスに分類される。また、深海底に水和物の形(メタンハイドレート)で膨大な量が存在するといわれている。米国や欧州ではガス田から消費地まで、途中で圧縮機によって増圧しながら気体のまま直接パイプラインで運ぶが、日本へはインドネシアや豪州などからマイナス160℃以下の低温で液化したLNG(液化天然ガス)の形で体積を1/600とし、タンカーで輸送されてくる

軍事力が出動している地域図

白岩吉明自画像

下図 核保有国の核ミサイルの保有数

 上図: 015年5月9日、モスクワの戦勝記念日の軍事パレードで走行するロシアのヤーズRS-24大陸間弾道ミサイルシステム。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は先週、ロシアの兵器庫に40発の大陸間弾道ミサイルを追加すると発表した。 写真:Agence France-Presse/Getty Images
下図: あっさり展示されてますが、アメリカの核戦略の一端をになっていた潜水艦発射式弾道核ミサイル(SLBM)のポセイドン C3です。ちなみにロッキード社の製品で、大気圏外まで行く弾道ミサイルですからご覧のように2段式ロケットになってます。潜水艦から宇宙まで飛んでいってしまうのですから、ある意味凄いんですが、これ、何か別の利用法ないですかねえ…。

 

国の借金1311兆421億円。国民1人あたりで単純計算すると約1085万円の借金を背負っていることになる。 内訳は、国債が1160兆1357億円、一時的な資金不足のため発行する政府短期証券が104兆4991億円、金融機関などからの借入金が46兆4073億円だった。

 


 

工業製品に埋もれた消費社会とは距離を置いた、内陸アジアの自然と人間を紹介いたします。此処には、私たちの美意識の源泉・文化の源泉が数多く現存し、自分が知らない事に驚きます。此処には有史以前から今も変わらない人跡未踏の雪山や氷河、0m地帯の広大な砂漠や標高5000mの草原、アジアの大河の源、幾百千年来の隠れ里等など、枚挙に暇の無い非日常が今も生きています。大地と太陽・水と植物・自然の恵みを友に、人口エネルギー消費ゼロで暮らす人々も沢山います。この地域の総面積は日本の国土の20数倍・北米の面積にも相当し、此の地の地下資源を世界は注視してます。近い将来の「地下資源&エネルギー」枯渇時に、工業生産國は衰退・崩壊する「現代文明の病理」を背負ってますが、内陸アジアは背負っていません。でした。今は状況が変化してます。この問題を4章「黙示録」で考察してます。21世紀以降の急速なグローバル化(市場経済化&軍事化)は環境破壊と共に、この地にも押し寄せてます。