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横断山脈:9

氷河湖の村:ラコ

 

拉古(ラコ)村は「圏谷の村」だ。西にはラコ氷河、南にはアタ氷河、東にはレンロンバ氷河と村は三方を氷河に囲まれている。ラコ氷河はカンリガルポ山群最大の氷河で、氷河は最奥のGemsonru峰(6450m)(から発し、20km走り、村の手前に達している。アタ氷河はRuon峰(6805m)を始めとした6000m峰群から発し、村の南頭上にあり、凍結湖も村のすぐ上に有る。レンロンバ氷河はGhen(6177m)峰から四方に氷河を走らせ、その一つが村の後背地に迫り、氷河舌はlkm程の近さにある。保護区なのだろうか、拉古村えの入域は手前数キロで車両が遮断され、山道を歩く事になる。道は崩壊石からなる単調なモレーン台地をしばらく登る、やがて視界は開け氷河湖群のある圏谷台地に出る、上画像がその辺りだ、ここで初めてカンリガルポ山群東部の前衛が視界に入る。ここに至る手前には上図の様な急流がある。急流は上段の氷河湖群と下段の然烏(ラウ)湖のある平原部間の落差を繋ぐ流れだ。この流れは開けた然烏湖東端部へ注ぎ込まれる、正面が北だ。図は乾季のものだが雨季はこの一帯は水没する。西側のモレーン台地の奥には山頂のプラトーが特徴的なTsosh峰(5298m)(の岩稜がそびえる。このあたり一帯は氷河の残し物の岩と石と砂に埋め尽くされ、土石流一つで新たな氷河湖が生まれる流動的な処だ。

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